東京→国立博物館

8/15の夜は高校時代の友人2人と飲んださ。あぁ、飲んださ。財布が軽くなっていないのは、友人2人が払ってくれたに違いない、食い逃げではないはず…

8/16
あさから雨がしとしとと降っている。来る度に思うことだけど、東京の天気はよく分からない。23区内でも、所によって雨・霧・雷・突風…。ひと駅先ではぜんぜん天気が違ってて、よく分からない。案の定、友人の家(木場)から東京駅に行く途中で雨は止んだ、というより東京駅は降ってもいなかったようだ。地面が塗れてない。
本日の1軒目は、上野の国立博物館若冲と江戸絵画展 プライスコレクション』。

!!!!!!!!!!!!!

今回の旅のメインイベントのひとつなのです。若冲は江戸中期の日本画家。だけどその作風は、当時の日本画らしい基本を押さえつつも、色使いや動きはポップ。形の捉え方や構図は、シュールレアリズムのようなところがある。鶴を、卵のように一筆書きでまぁるく、屏風に14連作してみたり。画面をタイルのように桝目にしきって、モザイク画のようにして見たり…、当時(今でも)日本画っぽくない。でも、基本の腑で使いや、題材が日本画だから、すぐに受け入れることができるんじゃないのかな。今まで、ペットボトルのパッケージに使わせたり、雑誌や漫画で見た事はあっても、現物を見るのは初めて。すばらしかった。彼はアーティストであり、今でも通用するイラレストレーターだろう。
若冲は天才です。できれば、プライスさんに見つかる前に、日本人の手で日の当たるところに出してほしかった。金毘羅宮にも行かねば!!!