酔いどれ日記 2−夜

2日目(4/30) 夜

尾道着。
「みなと祭り」なる祭りをしていました。港に面した大通りで、なにやら”よさこい”っぽいことをしています。
1軒目の”古本屋Bar”で「みなと祭り」について聞いてみると、みなと祭りは以前からあるが、ヨサコイが加わったのは最近だとか。伝統よりも盛り上げ重視なのか、四国(高知)が近いからって安易では?
”古本屋Bar”の名前は忘れましたが、1週間前にオープンしたそうです。3階建ての建物で、1階がBar+お勧め古書、2階3階が普通の古書フロアになっていた。1階Barスペースはこざっぱりとしていて、ちょっと開放的でいい感じ。古本屋三代目の彼(店主)がひとりでやっており、昔からばBarに憧れていたそうだ。ただ、憧れと勢いだけで開店したので、酒の種類も作り方も、チンプンカンプン、後ろには付箋の入ったムック本がズラリと並んでいた。ちなみにまだアテは作れないんだとか。なんか初々しくって、彼も朗らかで「勢いだけでやっちゃいました〜、施工費返済できるのかなぁ?」とか、また行きたい。
古本屋ってのは、特に地方はがっついて仕事し無くても、お客のほうから「本を処分したい」とかで話が入ってくるそうだ。都会に比べて競争相手が少ないせいで、質素でよければ食うには困らない、らしい。
そのあと、行きたかった鉄板焼「遊食楽酒いっとく」へ。駅前北側にあり、地元情報誌に載っていた。料理はまぁまぁたいして…、焼酎は安くて種類が豊富だった。なに飲んだかなぁ、「麦くさ〜い、麦焼酎、ストレート」という、僕のいつもの適当な注文にもしっかり答えてくれて、なかなかいい酒が飲めた。でも銘柄忘れるくらい呑んだ。
3軒目。会計のお姉さんお勧めのBar「暁」へ。尾道ピンク街の奥にあるその店は、カウンターのみ30席くらいのBar。マスター以外は全員女性のバーテン、趣味がよろしいようで。酒棚にはほこりをかぶった見たこともない洋酒の数々。むかし舶来港があったころに、外人船員が置いていった舶来酒だそうな。ものすごい数、500種くらいあるんでない?
舶来つながりで、ラムを数杯引っかけて、周りのお客と話していると、2時くらいに。
ヘロヘロで帰って寝ました。

尾道ラーメンは深夜営業していない。食えず…
本日の走行距離、7km