寝ずの番♪
を借りて(DVD)観ました。Myベスト邦画、ベスト5にランクインする面白さでした。うら若き女子にはお勧めできませんが、サイコーです。涙流して笑いました。
>>
上方の大物咄家師匠(津川雅彦)が危篤に。兄弟子が『最後になにか思い残すことはおまへんか?』ときくと、消えそうなろうそくの声で『そそ、見たい…』と一言。弟子一同相談するも、『そそ』とは最後によりによって、でも師匠の最後の頼みを見捨てるわけには行かない。弟弟子(中井喜一)の嫁(木村佳乃)に頼むことに。ちなみに『そそ』とは京都弁で言う女性器のこと…。荒ぶる嫁をなんとか説得して、危篤の師匠の床に連れて行き、ベッドに乗り上げ師匠の顔面にまたがり、スカートをめくり『そそご開帳』。『師匠どうでしたか?』の兄弟子の言葉に、『そと見たい…、言うたんや、どあほ!!』その3分後に師匠ご臨終。
で始まりの、上方の咄家一門という設定の、下ネタ小噺映画です。
その後、師匠の通夜の晩に一門で寝ずの番をして、故人のネタ話を言い合うのです。
最後の師匠の奥方の通夜での寝ずの番が最高。故奥方を奪い合った、師匠の恋敵(堺正章)が通夜に現れて、故人をしのんで艶歌合戦をする。
>>
艶歌って存在をはじめて知ったけど、日本語ってメチャメッチャ面白い。
ここに書くと品性をマスマス疑われてしまうので書きませんが、面白すぎて、原作本(中島らも)を買ってしまいました。
でも紹介したいので、ライトなやつを…
♪はとぽっぽのメロディーで♪
ぽっぽっぽ〜 鳩にわとり
にわとりクソしてケツふかん〜
それでも卵は美味しいな〜
とか、
♪しょじょ寺の狸のメロディーで♪
しょっしょっ処女じゃない
処女じゃない 証拠には
つ つ 月のモノが 3ヶ月ないないない
彼女のおなかは ポンポコポンのポン
おいらの子じゃない ポンポコポンのポン
とか。
あ〜、いつか酔った勢いで歌いだしそう。