佐世保の夜

ひと眠りしてすっかり鋭気を養って、いざ出陣。
まぁ、ここはちょいと腹に何か入れるべきかと思えば、やっぱし佐世保バーガー!!しかないでしょう。ガイドブックを参考に商店街周辺には有名店が2件あるよう。がしかぁし!!、そのどちらも超長蛇の列。ちょっと並んで見るも、ひとつひとつ丁寧にしかも焼き上げしかも具沢山の佐世保バーガーは、ひとつを作るのにかなりの時間を労している。30分やそこいらでは店内にも入れそうにない。こういうときにはマクドの素晴らしさを感じてしまう。スローフードの難点か…。
あきらめて飲みいく。肝臓が佐世保バーガーを待っていられなかった。
ちょっと小奇麗な小料理屋『加奈』。お姉さん(おばちゃん)がひとりでやっている、カウンターのみ6席ほどの店。
さすが九州、関西では未開封で店頭に置くなど『なんて贅沢』と思われちゃう焼酎が、未開封のままカウンターの上に並んでいる。

魔王、モリイゾウ、村尾が未開封でならんでて、しかも開封済みのがお姉の後ろにもある。
ウヒョウヒョォ〜
だが、この店は焼酎よりも日本酒にこだわりがあるようで、お姉の後ろのクーラーに並ぶ日本酒の数々。まずは、純米酒で香りがあってちょっと甘めで酒っぽいヤツを一杯。
ゥゥゥウマぁイ。
菊姫の山廃の純米だったかなぁ。うまかったなぁ。
でもコレも旨かったなぁ。

九州にしては珍しく日本酒がすごく充実(生系)していて、でもやってくる地元の客は焼酎ばかりなので、僕が日本酒をスコスコ飲むのをみて、お姉喜んでたなぁ。また行こう。
横に座っていた、酔っぱらった自衛隊員(29歳)は阪神大震災時に仮設住宅を立てる部隊だったようで、そのときの感謝を述べたら大喜びだった。ま、かなり酔っぱらってたので、日本を守れるのか真剣に疑問。