生活するって

ひとり暮らしをして、はや1年とチョイ。
今まで実家暮らしだったから、気にも留めなかったけど、人間が暮らすということは思いのほかゴミがでるもんだ。ひとり暮らしということが、最高に効率の悪い生活体系のひとつということを考慮しても、「こんなに日々ゴミがでるもんか」「生活するってゴミを生むことか」と思った。
その内訳:
自炊派なので、弁当ケースゴミはほとんどでない。でも生ゴミや肉・魚の発砲トレーはそこそこでる。酒はとんでもなくよく呑むで、瓶はよく溜まる。服を買えばその包み紙、中敷き、タグ、なんかもゴミになる。クリーニング屋から引き上げれば、包みのビニールに中途半端なハンガーも。何か新しい家財を購入すれば、その梱包材などモロモロが。古くなった雑誌、いらないチラシ、鼻かんだティッシュ、空いたペットボトル。などなど…
列挙すれば、種類は知れてるしたいしたことないように見えるけど、コレがコンスタントに続くわけですから。
いったい1年間にどれくらいの量を消費・装備して、どれくらいのゴミを生産しているのだろう。あんがいイーブンくらいかもしれんな…
でこのゴミは、市(だよね?)が税金の中で処理してくれてるんだろうが、実際の所どうやっているのか知らない。
毎日業者が回収に来て、焼却場まで運んで、焼却の種類に分けて、燃やして、生産物と熱と二酸化炭素はどこかにやられる、はず。と工程についてはおおよその想像がつくけど、じゃあいったい、人件費は?、焼却にかかる費用は?、僕のゴミから生まれる熱量と二酸化炭素量とその使い道は?、既焼却物の行方は??、自分の個人GNPに対してどれくらいペイできているの?
今は亡き、星新一さんのショートショートで、ウンチが出なくなる人がいて、何年も何年も出なくて、「あぁ、出なくて楽チン♪」っておもったたら、ある日空から黒いモノがぽたりと降ってきて、それからとめどなく…ってのがありました。
そんな日がこないことを祈り、今日も呑みます。
そういや、小学生の時、課外授業でゴミの焼却施設を見学したっけ。 

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おもろかったです。
刑務所のメシって、「もっそうめし」とかいうけど、けっこう美味しそうでした。純和風的な食事で質素だけれど、毎日いろんな献立だし、年末と正月はけっこう豪華。
管理された無駄の少ない生活ってのはこんな感じになるのかな。
1ヶ月やな。